
安い家ってやっぱりそれなりでしょ?

やっぱりうちの家計でマイホームは無理?
いえいえ、そんなことはありません!
近年は安い家といっても十分な性能を持つものも多く、ローコスト住宅と呼ばれて注目を集めています。
ですが実際にローコスト住宅を建ててみて

失敗した…💧
と感じる方がいるのも事実。
そこで大手ハウスメーカーに10年の勤務経験のある筆者が、ローコスト住宅を中心とした家づくりの失敗談をご紹介。
- マイホーム新築の失敗事例
- マイホーム新築で失敗しない為には?

ローコスト住宅の枠を超えて新築住宅全般についてもピックアップしています。
また大切な家ですので失敗とまでは言わないものの地味に後悔…というものも。
マイホームの新築をお考えの方は是非参考にしてみて下さいね。
では早速まいりましょう!
Case1:安い家=ローコスト住宅で仕上がりが不満だらけ
最初にご紹介するのは、ローコスト住宅で仕上がりに不満が噴出してしまった事例。
例えばダイニングスペースの照明。
レールに3つのペンダントライトが付いているのですが、取り付け担当者が無理に引っ張ったためか、コードの長さ調節が出来なくなってしまったとのこと。
長いコードはクルクル巻いて結束バンドで止められてしまってます。
気にしない人は気にしないかもしれませんが…💦
それにしても結局お客さんが分解して直したっていうのもどうかと(苦笑)
感謝は職人さんにだけやわ。
営業・コーディネーター・工務担当、未熟すぎや。施工事例とかもっと見せてくれると思ったけど全然やったしな。
たまに見せてもらっても建売?ってぐらい普通の数年前の施工事例見せられても参考にならんねん。
- 家づくりにはスタッフや職人さん達の総合力が不可欠
(スキル不足に注意!) - 過去の施工事例から見極めることも大事

職人さんには感謝している、というのがせめてもの救いですね。
Web内覧会を拝見したところ、全体的にはローコストと思えない素敵な家でしたが!
(引用:ほぼ失敗の家を建てた子無し夫婦+ワン-http://cancankoyokoyo.blog.fc2.com/blog-category-5.html)
Case2:ローコスト住宅でありがちな失敗いろいろ
他にもローコスト住宅でありがちな失敗について見ていきましょう。
家をコンパクトにしすぎて失敗
面積の都合で子ども部屋をつくらなかったけれど、これから成長したら不便かも。大人はもちろん子どもにも、ある程度プライベートな空間は必要かもしれません。(埼玉県・Kさん)

コンパクトな家はコストダウンに直結しますが、建てた後で面積を増やす(増築)のはハードルが高いです。
家の広さについては慎重に考えた方が良さそうです。
オープンプランにして後悔…
吹き抜けは2階の床が少ない分ローコストと聞き、開放感にもひかれて採用したけれど、冷暖房の空気がすべて逃げて行ってしまう。また家じゅうの声が筒抜けなので、電話の話し声までうるさく感じることも。(神奈川県・A さん)

空調、そして音。これらは建てる前には分かりづらい代表例。
吹き抜けは良くも悪くも風通しがよくなりますので好みが分かれるところです。
設備のグレードを落として失敗
「エコキュート」の貯湯タンクの容量を、もう少し大きいものにすればよかった。お湯の量がいつもギリギリでドキドキします。(愛知県・Tさん)
キッチンのコンセントを減らしたのが失敗! ハンドミキサーなどの調理器具を使うときに足りなくなります。(和歌山県・Kさん)

特にコンセントは失敗と感じる方が多い要注意ポイントです!!
あまりタコ足配線にしたくはないですもんね。
(引用:暮らしニスタ-https://kurashinista.jp/house_building/detail/3629)
◆ ◆ ◆
ここまでローコスト住宅での失敗事例を見てきました。
ですがこれらの失敗事例はローコストに限らず、実はどこの施工会社でも起こり得ること。

ローコストだからといって一律に『安かろう、悪かろう』ではありません。
どこの施工会社であってもパートナーとして最良なのかどうか、しっかり見極めることが大切ということを知って頂きたいと思います。
(失敗しないための具体的なポイントについては後述します。)
Case3:大手ハウスメーカーで金額がどんどん上がって失敗
ここからはローコスト住宅の枠を超えて様々な事例を見ていきます。
次は大手ハウスメーカーとのやり取りについて。
このメーカーはもともとデザインがお気に入りだったとのこと。
近くの展示場に足を運んでから、商談がトントン拍子に進んだ模様です。
最初に提示された見積もり金額は、当初の予算を若干上回る3,150万円。
しかし、希望の間取りや仕様に変更していくうちにどんどん見積もり金額UP。
当初は「預金(現金)は置いておきたいので、頭金は払わずフルローンでお願いします」とお伝えし承諾頂いたのですが、打ち合わせ5回ほど経った頃に、契約金(頭金)を100万円現金で払うこと勝手にされていた
友人に見積もりを見せたら「家の金額しかない。これからかかるであろう水道関連や照明器具その他諸々の諸経費などが全く載っていない。この金額からまた200万以上はかかるよ。」と言われた
200万…ガーン😱
この時点でもはや不信感しかなく、お断りすることになったのだとか。
- 家づくりには家本体の他に諸費用が結構かかる
- もっと包括的な資金計画についてのアドバイスが欲しかった

どう考えてもお客さんに寄り添った提案だったとは思えませんね。
(引用:不動産ブログ-https://www.myhome-taiken.com/home-builder38/)
Case4:間取りのデメリットに気づかず失敗
間取りについてはよくよく生活をイメージしていたつもりでも、実際に住んでみて初めて気づくことも多いようです。
こちらの事例は、リビングに2階へ上がる階段が直結している間取り。
写真はちょっと見づらいですが、右端にチラッとリビング階段の手すりが見えています。
暖房の暖かさが上へ逃げて寒い。
下の声や音が上に逃げてうるさい。
下の料理の臭いが上に逃げてくさい。寒い・うるさい・臭い
という三大デメリット。
うーむ、三大デメリットとは辛いですね。
- 間取り図だけで実際をイメージするのは難しい
- いざ住んでみてから失敗に気づくことも多い

たとえ人気の間取りであっても、デメリットについて情報収集しておいた方が良さそうですね。
(引用:Yururira’s Interior Blog-http://utsukushiku-kurasu.com/家を建てて後悔したこと%E3%80%80~リビング階段~)
Case5:住宅ローンの繰り上げ返済が苦しい…
最後にもう1点、住宅ローンに関する事例です。
3,000万円を借り入れ、毎月10万円ずつ返済して35年ローンとのこと。
案の定、予想しなかった出費や住宅ローンの繰上げ返済で生活が苦しく、子供のために仕事を辞めたいと希望していたが叶わなかったようだ。
あのとき2000万の家を買っていれば、こんなことにならなかったはずだ。
毎月10万返済なら3000万だと35年かかるが、2000万だと20年で返済できる。
- 住宅ローンは年数や返済額によっては生活を圧迫してしまう
- 特に出産・子育ては家計に大きく影響する

住宅ローンはあまりカツカツにせず、少し余裕を持たせる方が理想ではありますね。
(引用:子沢山家族が倹約で長生きするためのブログ-https://plaza.rakuten.co.jp/sokusikonbo/diary/201405050000/)
失敗例まとめ:マイホーム新築で失敗しないためには?
ここまでの失敗事例から得られる教訓とはどのようなものでしょうか。
- できるだけたくさんの情報を集める ⇨情報
- 早めに資金計画をたてる ⇨お金
- 自分達と相性の良い会社を選ぶ ⇨パートナー
安いローコスト住宅であってもなくても、実は家づくり成功の秘訣は共通。
この3点に集約されるんです。順番に解説いたしますね。
できるだけたくさんの情報を集める
できるだけたくさんの情報を集めることは、家づくり成功のために不可欠!
詳細な見積もりに入る前に、まずは情報インプットです。
- 会社紹介と施工事例
- 住宅性能 ←特にローコスト住宅は念入りに!
- 先輩方の失敗談
- 気に入ったデザインの写真

いざとなるとなかなかお目当てのものが見つからない…💦
なんてことの無いよう、普段から家づくりに役立ちそうなものはとっておく習慣をつけておくと良いです。
ネットでの一括取り寄せサービスを利用するのも効率的ですよ。(詳しくは後述)
早めに資金計画を立てる
「ご予算は?」
担当者にまず聞かれる質問ですよね。
ですが家づくりの予算を的確に答えられる方、どの位いらっしゃるのでしょうか。

今ここに現金があるわけでもない、ローンもこれから。よく分からない。
これが正直なところではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、家づくりの予算決めについても相談してしまうこと。
予算の相談にのってもらえないところは候補から外した方が良い位です。
最初は大まかで構いません、アドバイスをもらいながら資金計画を立ててみましょう。
ただし、相談はしても丸投げは禁物ですよ。

お金の不安が解消できれば、家づくりはもっと楽しくなってくることでしょう!
自分達と相性の良い会社を選ぶ
自分達と相性の良い会社(および担当者)を選ぶこと。
これは家づくりの明暗を分ける大切なポイントです。

買うのは家なんだから人はあんまり関係ないんじゃ…?
決してそんなことはありません。
なぜなら注文住宅はまだそこに形がないものだからです。
注文住宅はお客さんから営業・設計・施工まで、そこに関わる人たちがタッグを組んで作り上げていくもの。
ということは、その人達のコミュニケーションが何より大切なのです!
- ここは信頼できる、と思えるか
- 親身になってくれているか
- お金のことを正直に相談できるか
信頼できるかを考える際、できれば会社の財務状態まで知ることができればベスト。
家づくりは長期間にわたりますし、建てた後で潰れてしまったらアフターメンテナンスはアウトです。
お金の相談については前項でもお伝えしました。

予算を聞かれてついつい高めに言ってしまった、という方は多いのではないでしょうか。
ですがお金についてびくびくしていては決して楽しい家づくりにはなりません。
こちらからずばり予算を言うのではなく、一緒に考えてもらうスタンスがおすすめです。
商談が進めば、お見積もりという流れになっていくかと思います。
注文住宅は高い買い物ですのであいみつ(=相見積もり)は必須。
概算の段階でできれば多めに5社以上あいみつできると良いですね。
【完全無料】家づくり計画書の一括依頼サービスがおすすめ
マイホーム新築で失敗しないためのポイントは『情報』『お金』『パートナー』であることをお伝えしました。
実はネット上には、簡単な手続きでこれらのポイントを比較検討できるサービスがあるのをご存知でしょうか。
そのサービスとは…『タウンライフ家づくり』。
完全無料で複数の会社にまとめて家づくり計画書が依頼できてしまうんです。
タウンライフ家づくりには実はデメリットも…?
先に言っておきたいのが、タウンライフ家づくりにはデメリットもあるということ。
- 最初は大まかなプランしかもらえない
- カタログやパンフレットだけしか送ってくれない会社もある
もちろん最初から詳細なプランや見積もりまでは期待できません。
まだ細かな商談前ということを考えると当たり前といえば当たり前です。
同じ理由でまだプランニングを開始せず、ひとまずカタログやパンフレットだけが送られてくるパターンもあるようです。
タウンライフ家づくりはメリット大!やらない手はない
タウンライフ家づくりには、デメリットをカバーして余りある大きなメリットがあります。
- 何度も同じことを話さなくて済む
- 最小限の手間で比較検討できる!
- 『プラン』、『資金計画書』に『土地情報』までもらえてラッキー
- 大手ハウスメーカーから地元工務店まで600社以上が登録
- 家づくり冊子のPDF版プレゼント
- 暗号化通信SSL、プライバシーマークなど個人情報しっかりガード
このように安心のサービスで、効率的に家づくり成功のエッセンスをGET。
しかも完全無料ですから利用しない手はありません。

今この瞬間のひと手間が、あなたの一生を変えるかもしれませんよ。
親戚や知り合いの会社でやってもらうから必要なし?

いや、うちは親戚の会社でやってもらうからあいみつは必要ないよ
果たして本当にそうでしょうか?
実は親戚の会社(あるいは大工さん)にやってもらって失敗…というケース、多いです。
※筆者の周辺調べ
ネット上ではあまり見かけないのでタブーなのかもしれません。
たとえ親戚や知り合いの会社で決まっていたとしても、色々な知識やアイデアがあった方が良いことは言うまでもありません。
それに交渉の場面に出くわした時に、こちらが色々な手札を持っていた方が有利になることだってあり得ます。

親戚だから言いづらい
だからこそ、第三者のプロが手がけるプランを上手に利用すると良いですよ。
最短3分!タウンライフ家づくりサービス利用手順
タウンライフ家づくりの利用手順はとっても簡単。
登録は最短3分、大まかな流れを解説しますね。
まずは公式サイトへ。
https://www.town-life.jp/home/
トップページをご覧頂くと、すぐにこのような登録コーナーが出てきます。
ご覧の通り、ステップ1の手順は
- 都道府県
- 市区町村
この2点だけ。
ちなみにフリーダイヤルも用意されているので、パソコンが苦手でも安心ですね。
ステップ2で入力するのは大きく分けて以下の2点。
■家づくり計画の内容(分かる範囲でOK!)
■住所氏名などのお客様情報
ここまで入力できたらあと少し!
ステップ3ではいよいよ会社の選択です。
お住まいのエリアに対応する会社が表示されますので、アプローチしたいところにチェックを入れて送信!
これだけでまずは完了です。
まだ具体的な計画が決まっていなくても大丈夫。
ちなみに筆者が入力してみたところ5社の候補が表示されましたよ。
タウンライフ家づくりの口コミ・評判
実際にタウンライフ家づくりを利用した方の口コミをご紹介します。

最初は単に色々なハウスメーカーの情報を仕入れられて便利かなという程度の期待値でしたが、カタログはもちろん、資金計画やそこが取り扱っている土地の情報など詳細な情報も手に入ります。
おかげで家づくりのイメージを具体的にすることが出来て、満足いく家づくりを行う事が出来ました。ただ、私の知りたかったメーカーの1つだけ知る事が出来なかったため、もう少し取扱件数が多いといいと思いました。
(引用:みん評-https://minhyo.jp/town-life)

家を購入したいなと以前から考えていたのですが、それぞれのハウスメーカーさんの特色が今ひとつ把握できない時にありがたい存在でした。
資料請求したい場合など直接窓口に行かなければならず営業の方と話したりと面倒な経験があったのですが、こちらはインターネットだけでハウスメーカー各社の資料一括で請求することもできてとても便利でした。
メーカーさんによっては単にカタログだけではなく間取り図や資金計画書も無償で提供してくれるので家を購入するにあたってとても参考になる資料で助かりました。
(引用:みん評-https://minhyo.jp/town-life)

注文住宅各社からいただいた間取りプラン、見積もり、カタログなどの資料をもとに家づくりの知識を深めることができました。
そして、注文住宅で家を建てる知識がついたと実感できる頃から、資料をいただいた7社を実際に訪問して話をしました。
どの会社も丁寧に対応をしてくれましたし、いただいた資料をもとに家づくりの勉強をしていたため、自信を持って話をすることができました。
(引用:注文住宅オールガイド-
https://注文住宅オールガイド.com/townlife-hyouban/#toc6)
タウンライフ家づくりの口コミを調べていて分かったことは…?
- 情報収集こそが満足いく家づくりにつながる
- タウンライフなら7社もの会社を一気に比較できた!

でも、じゃんじゃん電話がかかってきちゃうんじゃないの…?
近年はそのような手法は嫌われるだけという認識が広がってはいますが、確認の意味での電話がかかってくることはあるようです。
電話を一切受けたくない場合は、その他ご要望のところに『電話はお断りします』と記載しておくと安心ですよ。
まとめ
改めて、マイホーム新築で失敗しないためのポイントをまとめておきます。
- できるだけたくさんの情報を集める ⇨情報
- 早めに資金計画をたてる ⇨お金
- 自分達と相性の良い会社を選ぶ ⇨パートナー
注文住宅は予算的に無理、とお考えの方、まだ諦めないで下さい!
家計に負担をかけ過ぎずにマイホームが手に入るなら、こんなに嬉しいことはありません。
しかも自分達のライフスタイルにぴったりのマイホーム。
ワクワクしてきませんか?
それを実現できるかどうかは、あなたのリサーチ力にかかっています。
一生に一度の家づくり、成功の糸口になれば幸いです。